春山迎えの行事、高尾山の火渡り式

3月の第2日曜日は高尾山恒例の火渡り式が行われる。8日は午前中に用事があったので、早お昼を済ませて出かけた。

高尾山口駅に着くと、もう法螺貝の音が聞こえてきた。
山麓の不動院から会場の交通安全祈祷殿広場に向かう行列が出発したところだ。

[大本山髙尾山薬王院第三十二世貫首大僧正 大山隆玄猊下】

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[梵天]
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会場にはすでに大勢の信徒や見物客が詰めかけ、火渡りに参加する人達も長い列を作っていた。やむを得ず南側斜面の上方に位置を定め、撮影することにした。

火渡り式は、春山迎えの行事で、一山の山伏・僧侶による柴燈大護摩供が行われ、次いで、火生三昧供、「山伏の火渡り」と身体健全を祈願する信徒や参詣者の火渡りが行われる。

[導師入場]
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導師入場に続き、法螺貝の音が鳴り響くなか、兜巾・篠懸の山伏や白衣の行者達が所定の場につき、斧、宝剣、法弓等の作法が古式どうり行われ、護摩壇に点火されると白煙の中を梵天が担がれ、加持される。

[斧]
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[宝剣]
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[法弓]
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[点火]
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[火炎]
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信徒の願いが込められた大量の撫で木が祈念され、火炎の中に投ぜられた。

[護摩木投入]
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このあと大導師がご本尊の前に座を移して火生三昧が始まった。鉄火先達と云われる山伏が素足で炎の上を歩く。大菩提心を起こして火中に入り、自他一切の成仏を願う行という。一山の山伏、修行者の渡火に引き続き信徒・参詣者達が山伏の気合いを受けて火を渡ることになる。

[山伏の火渡り]
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これから火渡りの行列に着くと相当待たねばならないので諦め、山に登ることにした。一号路の登山口のそば、不動院では火渡りを済ました山伏が足を洗っていた。まだ大僧正が火渡りをした信徒達一人一人に加持をなされているのにと怪訝に思ったが、まだ各自、今日の役割があるのだろうと思い直した。

山頂には4時前に到着。もう、茶店も閉められていて、静寂なたたずまいであった。
稲荷山コースで下山。今日は車でないから一杯飲んで帰ろうかと考えていると、彼奴がテレパシイーで「ニャオー」という。彼奴は今日一人で留守番をしているのだ。諦めて帰宅した。

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この記事へのコメント

2009年03月11日 17:15
火渡り儀式の迫力が写真を通じて伝わります。
神仏の火祭りは、各地色々。高尾山火渡りの
様子は初めて拝見、有難う御座います。
Q:法弓の場にのみ女山伏が見られますが特別
  の謂れが有るのですか?
写真拡大すると迫力倍増です。

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